令和2年4月に完成した遊び心と木の香りあふれる木造園舎を贅沢に利用し、ゆとりある空間が特徴です。
住む家は住む人の感性「心で見る目」を育てます。日常の保育空間は一生の「原風景」となる場であるため、自然の素材をふんだんに利用し、「美しさ」を享受できる空間を与えたいと考えています。
そこで、乳幼児を長時間預かる施設として、活動的で遊び心の研究に秀でた「環境デザイン研究所」に依頼し完成したのがこの園舎です。
数十年経て木の深みに伝統が感じられるような、永く心に響く建物をと望んで建てました。「美しいもの」を見て、｢美しいと感じられる心｣そういう感性を育てたいと思い建てた空間です。

保育園外観

外部からの光を、いろいろな面から取り込む設計でガラス窓が多く、オープンで気持ち良い空間です。季節ごとに色とりどりの花を咲かせる樹木に囲まれています。

保育室の様子

木のぬくもりが感じられる保育室では0・1・2歳児が同じ空間で過ごしています。可動式の棚で保育室の配置を変えることができ、自分の遊びを心ゆくまで楽しむ空間を作り出すことができます。異年齢との交流がしやすく、思いやりを持って生活することができます。

ことりの詩のお庭

みんなで体操をしたり、遊んだりできる保育室前のお庭です。乳児の歩行練習も安心してできます。

渡り廊下

連携施設の「緑の詩保育園」のホールや園庭へは、天候に左右されずに行き来ができるように渡り廊下でつながっています。子どもたちの楽しそうな笑い声や、響いてきます。

コリドール（回廊）【緑の詩保育園】

連携施設「緑の詩保育園」の施設を使用することができます。ホール1階から遊具を登ると中2階のコリドール（回廊）につながります。子どもたちはホール全体の空間を使い、遊ぶことができます。

緑のひろば【緑の詩保育園】

大きな果樹(かりん・びわ・ゆず・かき)が植わり、その間を走れる50ｍのゴムチップのサーキットを設けています。また、鉄棒、砂場、遊具などもあります。